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CMF (カラー・マテリアル・フィニッシュ)プランニング、すなわち、製品の色や素材、 その表面仕上げが人間の感覚にどう訴えるのかをデザインする上で重要なのは、 色を選び出すための上質な光環境と、こころのゆとりを実感できる空間環境です。 2008年6月、スタジオピーパの自社オフィスをフルリニューアルするにあたっては、 この2つの環境に徹底的にこだわりました。
色は質感をともなってはじめて表情を見せます。質感をともなった色は光があたらなければ見えません。CMFと光環境の調和があってこそ、心地よい空間が生まれ、心地よい色が選び出せるのです。

ワークルームには、調光可能な蛍光灯と電球色ダウンライトの組み合わせにより、照度 200 lx から 1500 lx 、色温度 3800 K から 5500 K までの光環境を自在に作り出せる照明設備を導入しました。これにより、一般家庭やオフィス環境はもちろん、販売戦略上重要となる店頭での見え方まで、提案する色が置かれるあらゆる光環境を網羅できるようになりました。

エントランスから続く間接照明による光のラインは、ワークルームへと心地よくいざないます。ワークルームは色選びを妨げないホワイト基調のインテリア。隣接する和室は弁柄とダークブラウンの組み合わせ。ワークルームの透明な光と、障子越しのやわらかな自然光が溶け合い、効率性とやすらぎを同時に演出します。

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